空の回廊

独りよがりなWebLog(たまにTemporary)

今に至るまで複雑

要望を頂き、ネットに掲載しているある漫画を本にする事になりました。
(今は何となく非公開にしているものと、新しく4本作品を追加しました)

それが本日届きました!
(※仕事が少し大切な時期なので販売手続きは1か月くらい先になります…)

そのこと自体はとても喜ばしい事…なのですが、、
やはりこの作品は最初から今に至るまでずっと複雑な気持ちの作品です。
届いた本がとても良い感じだったので余計にそう感じます。

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誤字脱字を見つけちゃうのが怖くてササッとしかみてませんけども、ノド(開いた中央の部分)も多少、思ってたより大丈夫そうでした。
思ったより薄くなっちゃったとこもあるけど、私の中では仕上がりに納得してます。
印刷屋さんに感謝です。

表紙は、要望を出してくださった人に最初に見て頂きたいのでここには載せません。。!
(凄い凝ってるわけじゃないけど)


元々この作品は、
ある事について傷ついた痛み(被害者的な痛み)とは違う、それ以上に複雑な気持ちがあって、
それをこれ以上親友に吐き出し続けるのも辛くなり、悩んだ末に書いた作品。。
なので私の中では愚痴に近くもあります…

ただ、本用にデータを編集していると、思う程愚痴っぽくないなって感じる作品も。。
時間が経ってたり、作品の方向性が増えたりしたせいもあると思うけども、愚痴りたくないと言う気持ちが根底に実はあって、表現を(時に)比喩的にさせてたのかもしれません。

敢えて、人物の性別を変えたり(変えなかったり)、過去の事を混ぜて時系列をあやふやにしたりして作ってましたが、そういう事もまた、私の複雑な気持ちから来てるんでしょうね。


そんな事もあって、作品としてこれをPRするのは何か違うって感じる反面、

「久しぶりに作った同人誌」という側面と、
この作品を気に入ってさらに本にしたら購入したいと言ってくださった方がいたと言う有難さ
(誰かの為に作れるというデザイナー?としての有難い体験)
そういう部分において欲求として伝えたいと言う気持ち…

複雑ですね。

でも、自分の歩んだ1つの証としてこの「私のこころの小さな闇」をのこしておこうと思います。
色々語りたいけどそれも漫画に描いてたり、長くなっちゃったのでこの辺で。。